リモートワーカー必見!温泉旅館でのリモートワークがおすすめな理由と選び方・独自評価基準徹底ガイド

管理人の独り言

こんにちは!温泉ソムリエの「モガミ」です!

今回は、コロナ禍で新しい働き方として注目され、現在も一部定着しているリモートワークを温泉旅館で行うメリットに注目し深掘りしたいと思います。

あわせて、具体的にリモートワーク先となる温泉旅館を探す際の選び方の基準と、それをまとめて客観的・数値的にその温泉旅館のリモートワーク先としての適性を見える化できる独自評価指標「温泉リモート指数(ORI)」についても解説しますので、是非最後までご覧ください。

はじめに:リモートワーカーと温泉旅館の新しい関係性

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リモートワーカーと温泉旅館の新しい関係性は、「仕事」と「癒し」の両立にあります。高速Wi-Fiや静かな作業空間、長期滞在プランなどを備えた温泉旅館が増え、都市を離れても快適に働ける環境が整っています。温泉に入ることでストレスが軽減し、心身の健康や生産性向上も科学的に確認されています。今、温泉旅館は単なる観光地ではなく、リモートワーカーにとって理想的なワーク&リフレッシュの拠点となっています。

温泉旅館でリモートワークする4つのメリット

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温泉旅館でのリモートワークについて、なんとなく「仕事がはかどりそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。実際に、温泉旅館でのリモートワークは、私が調査した範囲だけで最低4つの明確なメリットが確認できました。以下、順番に紹介します。

健康促進とストレス解消

温泉旅館で過ごすと体や心の調子が整ったような気分になる方は多いと思います。

なお、これは感覚や気分ではなく、実際に温泉旅館でのワーケーション・テレワークでストレス減少・気分の改善効果、自律神経への好影響、睡眠の質改善、肩こり・腰痛の改善が確認されたという具体的調査結果が存在します。

参照元:Japanese Journal of Health and Research: 202344G04 [adv.pub.]

新・湯治の効果に関する協同モデル調査

家事不要で仕事に集中

温泉旅館では、料理・皿洗い・掃除などの身の回りのことは従業員の方に基本おまかせです。

家事負担がそのまま軽減されると同時に、生まれた時間を有効活用して心身を整えることも、仕事時間にあてることもできます。

非日常空間でクリエイティビティ発揮

自然との触れ合いや、「非日常性」、リラックスできる空間設計はクリエイティビティに良い影響を与えます(以下の英文の論文に記述ありました)。

温泉旅館を舞台にしたクリエイティビティに関する調査結果は確認できなかったものの、上記の条件を満たしてくれる温泉旅館は比較的多いと思いますので、温泉旅館でのリモートワークのメリットとしてあげて良いでしょう。

参照元:物理的環境と創造性の関係:スコーピングレビュー – ScienceDirect

Designing Creativity-Enhancing Workspaces:A Critical Look at Empirical Evidence

規則正しい生活リズムや温泉で心身が整う

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現代人は生活リズムがどうしても乱れがちですが、温泉旅館では基本的に朝夕の食事の時間が決まっているため、起床・就寝時刻も健康的な時間に定まりやすくなります。

また、さらに温泉入浴を1日のスケジュールに1、2回加えることで、より1日のルーティンを規則正しいものにすることができます。

これにより、心の調子も含めた体調が安定するだけでなく、仕事時間の始まりと終わりがある程度定まりますので、自然と「〇時までにここまで終わらせよう」という意識が生まれ、仕事にメリハリが生まれます。

リモートワークにおすすめな温泉旅館の選び方

安定&高速Wi-Fiがある

当然ですが、これがないと始まりません。最重要ポイントです。

なお、ワーケーションやテレワークを推奨している温泉旅館であれば、基本的にこれは存在するものと思われますが、万が一にも不備があってはいけないため、公式HPや大手旅行サイトで有無を確認すると良いでしょう。

※確認できない場合は温泉旅館に直接問い合わせるのも有効な手です。

部屋・ラウンジでの作業が可能

温泉旅館によっては部屋やラウンジで1日中自由に作業ができない場合も当然あります。

作業時間が限定されてしまうとテレワークの快適さが大幅に制限されてしまいますので、安定&高速Wi-Fiと同様に事前チェック必須です。

静かな作業環境

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オンライン会議や集中業務の質に直結する重要な要素です。

上記2項目とあわせて、ワークスペースはどのよう場所で、そこは静かな場所なのかは事前チェックしましょう。

都市圏からのアクセスが良い

テレワーカーといえども直接人に会ったり、現地に赴かなくてはならない場面は生じるものと思います。極端にアクセスが悪い場所だと移動に大きな時間が割かれすぎてしまうので、非日常で静かな場所ではありながらも、ある程度鉄道駅や空港等から近いといった条件は重要です。

長期滞在時のコスパの良さ(テレワーク応援プランやサービスの有無)

温泉旅館でテレワークを希望する方は基本的に連泊を希望されていると思いますが、温泉旅館に通常プランで連泊すると宿泊時の費用が結構な金額になってしまいます。

連泊がお得になったり、値段以上にテレワーカーにとって嬉しいサービスが提供される「テレワーク応援プランやサービス」がある温泉旅館を率先して選ぶことをおすすめします。

食事の質とバリエーション

長期間滞在するリモートワーカーにとって、「栄養バランス」や「食事の美味しさ」は満足度や継続率に直結します。

また、栄養面や味に優れていても毎回同じような料理では飽きがきますので、「食事のバリエーション」あるいは「食事の選択肢」も同時に大切です。

温泉旅館や周辺の食事処も含め、食事環境が充実しているかどうか要チェックです。

独自評価指標「温泉リモート指数(ORI)」⇐まとめ

以上を踏まえ、客観的・数値的にその温泉旅館のリモートワーク先としての適性があるかどうかを見える化できる独自評価指標「温泉リモート指数(ORI)」を自作しました。30点満点で作成しており、この基準で20点を超える温泉旅館が「リモートワーク適正あり」、25点を超える旅館が「リモートワークおすすめ」としています。

基準配点(点)配点の理由
① 安定&高速Wi-Fiあり10最重要。通信環境が悪いとリモートワーク自体が成立しない。
② 静かな作業環境4集中・業務効率に直結。
③ 部屋・ラウンジでの作業可能性5快適な作業場所があると滞在満足度がアップ。
④ 都市圏からのアクセス性2特に平日利用・企業利用層に重要。頻度増・リピート意欲につながる。
⑤ 長期滞在プラン/コスパの良さ5「連泊割・長期プラン」「テレワーク支援」などの存在はコスパ面で重要な選択理由となる。
⑥ 食事の質とバリエーション2長期滞在時の飽き・健康満足度に直結。
⑦ その他(ワーク設備具体性、リフレッシュ支援、ファミリー対応)2「机・椅子・電源」などオフィス同等設備の有無や、温泉・リラクゼーション/家族対応など。これらが揃っている宿は実質的な満足度や他宿との差別化が顕著。

※配点は個人の趣向や目的で多少変更して問題ありません。

温泉旅館テレワークの注意点

温泉旅館でテレワークを行う際に最も注意しなくてはならない点として、セキュリティやプライバシーへの配慮は忘れてはいけません。

これは企業・個人問わず重要要素であり、扱う内容が個人情報や企業秘密などの秘匿性の高い情報かつ業務情報保護や個室確保が必要な場合は、作業スペースの場所や遮音性、Wi-Fiのセキュリティ対応について、別途注意する必要があります。

最後に~実際に体験して分かった!温泉旅館リモートワークのリアルな声~

最後に、実際に温泉旅館でリモートワークを体験された方の声が記載されている他サイトページをご紹介します。イメージがわきやすいかと思いますので、リンクを掲載します。

個人的には経営が厳しい温泉旅館にとって、リモートワーカー向けのサービスの充実は生き残りの有効な手段の1つだと考えていますし、このような取り組みを率先して行っている頑張る温泉旅館を本ブログでも率先して今後紹介できればと考えています。

また、リモートワーカーの方も温泉旅館(特に本ブログが自然の力を直に感じられる温泉の形態として推している源泉かけ流し温泉)をリモートワーク先の選択肢に加えていただき、体験された方は感想等を本ブログにいただけると幸いです。

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