【訪問記録】ホテル浦島全温泉レビュー!子連れでも楽しめるビッグスケールホテル(アクセス案内あり)【子連れ】【湯ニーク温泉】

子連れでも安心

こんにちは!温泉ソムリエの「モガミ」です!今回は、最近5歳になった娘と和歌山県勝浦温泉にあるホテル浦島を訪問(今回で3回目)しましたので、温泉とその他サービスに対する感想(子連れ客目線で)、アクセス方法など紹介したいと思います。

勝浦温泉・「ホテル浦島」とは

勝浦温泉は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に位置する、美しいリアス式海岸と奇岩が広がる温泉地です。

多くの宿が自家泉源を有する点が特徴で、ほのかな硫黄臭が漂う硫黄泉などが湧出しており、海や山、熊野古道や那智の滝といった世界遺産にもアクセスしやすいロケーションです。

「ホテル浦島」さんは、勝浦温泉の中でも、勝浦湾に浮かぶ岬にそびえる巨大リゾートホテルとして知られており、港から船で迎えられるといった独特な入館方法や、天然洞窟を利用した全国最高クラスのビッグスケールの天然洞窟温泉「忘帰洞」など、非日常の体験を楽しむことが可能です。

また、地元の新鮮な海の幸を使ったバイキングや和室からのパノラマビューも魅力的であり、家族連れやカップルなど幅広い年代の方におすすめのホテルです。

ホテル浦島の全貌と忘帰洞(ホテル内で撮影)

館内・施設~「ホテル」という言葉に収まらないビッグスケール~

「ホテル浦島」は、一般的にイメージされるホテルの規模をはるかに超えた大型リゾートホテルです。館内には6つの温泉、複数の売店(お土産や日用品)、ローソン、レストランや食事処、カラオケ、マッサージ、ゲームセンター、釣りコーナーなど、さまざまな施設が揃っています(各施設には営業時間があるためご注意ください)。

すべての施設を巡るのはやや大変ですが、一つのホテルの中で多様な娯楽やサービスを楽しめる点は非常に魅力的です。私自身、これまで3回ホテル浦島を利用していますが、1回目は友人・知人と、2回目は独身時代に妻と、そして3回目は妻と娘と一緒に訪れました。いずれの時も、不自由なく存分に旅行を楽しむことができました。このようなホテル浦島のスケールの大きさと娯楽の豊富さが、家族連れやカップルなど幅広い年代の方々に愛される理由となっているのでしょう。

お土産・民芸品・雑貨などの売店街(日昇館内)
客室からの風景(日昇館)

温泉情報

「那智勝浦温泉には、200本以上の泉源があり、その湧出量は毎分2万千リットルに達しております。このホテル浦島にも、10の源泉があり、摂氏50度の硫黄分を含む、極めて濃度の高い温泉で、常に豊富な湯量が湧き出ております。」~宿公式HPより引用~

泉質

含硫黄ーナトリウム カルシウムー塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

※「カルシウム」がはずれる温泉も一部あり。

※温泉の多くはやや白濁しており、はっきりと硫化水素臭(一般的に「硫黄の香り」)がします。視覚的・嗅覚的にも普通のお風呂と違う「温泉」であることが明確に分かる泉質です。

湯舟

ホテル浦島さんにある温泉は以下のとおり(営業時間や入浴条件に違いがあるため注意)。※詳細は宿公式HPを参照

天然洞窟温泉「忘帰洞」

ホテル浦島最大の名物温泉。他の温泉地では類を見ない大洞窟の中につくられた温泉で、波音や太平洋の景色も相まって至福の温泉体験を得ることが可能。

忘帰洞入口

天然洞窟温泉「玄武洞」

「忘帰洞」と同じ洞窟温泉。洞窟のサイズは「忘帰洞」に劣るものの、サイズが小さいがゆえに個人的には「洞窟の中にいる感」はこちらのほうが上。

滝の湯

天然の岩肌を流れ落ちる滝の音を聞きながら湯船に浸かれる内湯。上の2つの温泉と比べると比較的混雑していない印象。「ハマユウの湯」と男女交代制。

ハマユウの湯

「滝の湯」と男女交代制になっている内湯。他の温泉に比べると地味な印象だが、比較的混雑しておらず、個人的にはお湯の質の面では最も気に入っている隠れおすすめ温泉(宿の公式HPにも「砂浜で潮風をうけて花を咲かせる「ハマユウの花」のように元気で美しくなる源は良質の泉源にあります。」とあり)。

磯の湯

磯に打ち寄せる波の音を聞きながら入ることができる内湯。
気候や天候によって温泉の色が変化するようで、公式HPには、「ホテルの温泉の中でも特に効能が多い湯治に最適な温泉とあり。

遙峰の湯

ホテル浦島の中でも特に高い山上館にあり、那智山、勝浦湾、勝浦の町並みが一望でき、夕暮れ時からは、紀伊の山に沈む夕日、勝浦の夜景など美しい光景を楽しむことができる温泉

※山上館の宿泊者のみ入浴可

泉温・お湯の提供方法

摂氏50度の源泉掛け流し

効能

神経炎、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、うちみ、切り傷、火傷、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病

宿公式HPより

禁忌症

急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)、皮膚・粘膜の過敏な人(特に光線過敏症の人)

宿公式HPより

子連れ客の視点で泊まりやすさ

本ブログでは、「家族で湯ったり安心度」という独自指標を使って子連れでも泊まりやすい温泉旅館を複数紹介してきました(例えばこのような記事)。ホテル浦島さんについては、この指標にあてはめた場合、あまり高得点にならないのですが、それは「家族で湯ったり安心度」がやや乳幼児連れによった指標であるからであり、幼児・小学生くらいの子供連れであれば、むしろ積極的にお勧めできるホテルだと実際に5歳の娘と宿泊して感じました。以下、その理由です。

スタンプラリーやゲームセンターなどのお楽しみ要素が豊富

ホテル浦島内の温泉を巡るスタンプラリー、ゲームセンターなど、子供が楽しめる企画・施設が用意されています。

スタンプラリーはコンプリートするとチェックアウト時に景品が貰えるので、子供さんと一緒に是非参加されてはいかがでしょうか。

湯めぐりスタンプラリー

料理~大人から子供まで楽しめる種類豊富なバイキング~

本ブログでは、通常は、「ゆっくり宿で過ごしたい」という他のお客さんに対して気を遣わずゆっくり食べられるという理由で部屋食・個室食ができる宿を子連れの方にはおすすめするのですが、ホテル浦島は家族連れ客も含めた非常に多くの方が利用されるホテルであり、家族連れが多く利用する朝夕がバイキングのプランであれば、周り対して過剰に気を遣う場面はあまりないでしょう。また、夕食は寿司、刺身、ビザ、子供が好きなスパゲッティやエビフライ、ハンバーグ、ジュースなど和洋ともにバリエーション豊富です。また、ビールや日本酒、果実酒など、バイキング式の旅館としてはお酒の種類が非常に豊富なので、きっと大人も含めた家族全員が楽しめることと思います。

娘の夕食(1皿目)

アクセス情報

最後にアクセス情報について紹介します。上記のとおり桟橋から送迎船でホテルに訪問する方式なので、到着タイミングによってはチェックインまで時間がかかるケースがあり、アクセス面で注意が必要です。

時刻等詳細はアクセス | 南紀勝浦温泉の宿 ホテル浦島【公式】を参照してください。

ホテル浦島に向かう桟橋

電車

最寄り駅は、JR紀伊勝浦駅であり、徒歩約6分の距離にある勝浦港・観光桟橋まで移動し、送迎船に乗る必要があります。

車・バイク

専用駐車場はホテルや桟橋からやや離れた場所にあります。専用駐車場からはホテルが運航するシャトルバスに乗車するため、上記の送迎船とあわせるとホテル入館までやや時間がかかる点は注意してください。

※専用駐車場の住所は「和歌山県那智勝浦町天満441」です。カーナビを利用する場合は「ホテル浦島」ではなく、こちらを入力するようにしてください。

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